いつから続いてるの?イスラエルとガザ地区の紛争の背景とは?

エルサレム

最近、イスラエルのガザ地区空爆がニュースになっていますが、
イスラエルとガザ地区の紛争がなぜ起きているのか、背景を知らない人もいると思います。

紛争の背景やイスラエル情勢などをしっかりと知って、
ニュースやtwitterなどの情報の一部だけを知って判断せずに、
最低限の知識を持った上で、紛争について考えてみてください。

パレスチナ自治ガザ地区って??

ガザ地区とはパレスチナ自治政府が統治している地域です。
パレスチナは地図を見て分かるように、
1つにつながっておらず「ヨルダン川西岸地区」と「ガザ地区」に分かれています。


(引用元:YahooJapan ニュース)

また、パレスチナ自治政府と呼ばれているのは、まだ国として認められていないからです。
国が成り立つには「領土」「国民」「政府」の3つがあることが条件といわれていて、
パレスチナの場合、領土が決まっていないのが問題となっています。
この領土問題が今の紛争の大きな原因の1つになっているようです。

イスラエル建国から現在まで

近代以降、ヨーロッパでバラバラになっていたユダヤ人が、
当時はパレスチナが統治していた聖地エルサレムへと戻るようになり、
イスラエルの地にユダヤ人が増えてきて、ユダヤ人のコミュニティーができるようになりました。
ただ当時にはもうアラブ人が多く住んでいたため、
アラブ人の反発を受けテロ行為を受けるようになります。

第2次世界大戦が終わるまでは、イギリスがパレスチナを統治していたため、
「ユダヤ人地区とアラブ人地区の分割」などの提案も行われましたが、アラブ側の拒否により却下。
1946年時点でパレスチナには、
パレスチナ人が130万人、ユダヤ人が70万人居住という状態になりました。

その後は、ユダヤ人/アラブ人双方によるテロ行為でパレスチナの地は激化。
1948年にユダヤ人がイスラエル国として独立宣言。
周辺の中東国家と「第一次中東戦争」が始まり、
結果的にパレスチナ地域のうち大部分をイスラエルが獲得することになりました。

その後も、大規模な戦争としては「第2~4次中東戦争」など、領土争いが起き、
アラブ人によるテロ組織が生まれ、イスラエルへのテロ行為が行われました。
イスラム原理主義組織ハマスは、反イスラエル抵抗組織として当時設立されました。
その後は”イスラエルを国家として、PLOをパレスチナの自治政府として相互に承認する”といった、
「オスロ合意」によって一時的に紛争は沈静化したものの、
互いのテロ行為によって再び、両者の関係は悪化しています。

イスラエルによるガザ地区空爆の理由は??

イスラエルがガザ地区に連日空爆を行なってたくさんの死者が出ている、という報道がありますが、
その前にパレスチナ側ハマスからのテロ行為が行われており、それが原因のようです。

具体的には、11月10日よりガザからイスラエル側へロケット弾攻撃があったのが発端です。

今までも、そういったテロ行為があり、その都度、報復は行なっていましたが、
今回の報復が今までより大規模になった理由として、
”ロケット弾が強化され中心都市まで射程に入った”
ことが挙げられます。
イスラエルでは自国民の安全を優先しているため、
ロケット弾が発射される危険性が排除されるまでガザ地区への侵攻は続く可能性があります。

今後の紛争はどうなる??

エジプトやアメリカなどが停戦に向けて動き出しています。
協議がしっかりと行われるか今後の動きはまだ分かりませんが、
紛争の早期解決へとつながってほしいと思います。

今ではtwitterやFacebookで気軽に情報が手に入るようになりましたが、
情報が本当に信頼できるのか確認しなかったり、
情報の一部だけをみて理解したつもりになっていることがあると思います。

もし気になるニュースや自分がなにか発信するときには、
ぜひその情報の1つ奥まで調べてみてください。

【参照元】
「パレスチナって国じゃないの?|日本経済新聞」
「中東情勢最大の危機が到来!イスラエル軍が戦線拡大する本当の狙いとは」

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